ベトナム人と中国人のギャンブラーの割合が圧倒的に高い理由とは?

麻雀、選挙結果、スポーツ、競馬、ビリヤード、ビッグオアスモールポーカー、パイゴウポーカーなど、挙げていけばきりがないほど様々なギャンブルに中国人とベトナム人は親しんでいます。中国の旧正月になるとその傾向はさらに激化し、誰もが休暇となる中でいつもより懐も温かく、様々なギャンブルに精を出します。 

というわけで、中国人とベトナム人に関するこのステレオタイプは完全に正しいのです。彼らの文化においてギャンブルは非常にポピュラーな娯楽であり、東アジア文化は西洋文化よりもギャンブルに対する熱意が強いと言わざるを得ません。そして、マカオがギャンブルの中心地の1つであることも偶然ではないのです。

しかし、こうした現象の理由はどこにあるのでしょうか? 

これは、中国人が金銭的な豊かさを特に重視しているということと密接な関係があると私たちは考えます。誰もがお金は好きですが、中国人はその度合が違います。彼らの学問的な成功にも同様の理由があると言えます。彼らは将来的に大金を稼げる学位を取れる大学を目指します。 

しかし、中国文化が基本的にリスクに対して慎重なら、なぜギャンブルのようなリスクの高いものを好むのでしょうか?多くの専門家は、彼らの内的な欲求から来るものだと考えています。ギャンブルでは、あらゆる勝負に勝ってエゴを満たしたいという気持ちが生まれます。この欲求と、彼らが最も欲しているお金と結びつけば、その魅力に抗うことはより一層難しくなります。 

ギャンブルを奨励するアジア文化 

ギャンブルに慣れ親しんでいる社会の方がそうでない社会に比べ、ギャンブルを理解している分、遥かに、ギャンブルを上手く管理しています。アジアでカジノビジネスが活況な理由は、ここにあります。多くのアジア文化に古くからギャンブルの歴史があり、賭け事は、肯定されています。

こうした国々の子どもたちは、家庭で様々な賭けゲームを楽しみ、小さな頃からギャンブル的なものに触れて育つことをご存知でしたか?また、多くの学校で様々なギャンブルが行われていると共に、多くのアジア人が数霊術、運命、幸運といったものを信じています。ですから、ベトナムや中国にギャンブラーが多いことも驚きではありません。それがただ単に彼らの生き方だというだけです。 

成長の好機

中国ではギャンブルが違法だと言ったら驚きでしょうか?とはいえ全てのギャンブルが違法なわけではなく、宝くじは認められています。

しかし、本物のギャンブルを楽しみたければ、香港かマカオに行く必要があります。中国政府はそのことを明確にしています。カジノを運営したい、あるいはギャンブルをしたいなら、マカオか香港に行かなければならないのです。 

おそらくご存知だと思いますが、マカオはアジアにおけるギャンブルの首都であり、スポーツベッティングから宝くじ、スロットマシン、テーブルゲームなど、観光客はあらゆるギャンブルを楽しむことが出来ます。マカオには30以上のカジノがあり、まさに「アジアのラスベガス」と呼ばれるにふさわしい街です。 

毎年マカオのカジノは約300億ドルの収益を生んでおり、これはラスベガスの倍以上の数字です。ある試算によると、2022年までにマカオのカジノは年間約530億ドルの収益を出すことになるとされています。 

オンラインギャンブルはカジノ業界に影響を与えていますが、従来のカジノもプレイヤーたちにとっては依然として魅力を保っています。年間5億人以上の観光客がアジアを訪れており、ギャンブルにとって非常に豊かな土壌があります。人気のギャンブル観光地をプロモーションするため、中国政府は将来的な投資を奨励しています。中国本土に比べて香港とマカオでは規制が緩く、税金も有利であることは指摘すべき点です。そして何よりも素晴らしいのは、プレイヤーの獲得賞金は、一切課税の対象とされないことです。